Tabun:Dabun

オタク系コンテンツの話題が多くなると思います

特にガァルマゲとプリパラポリスは最高だ。

 プリパラドリームライブ2016のライブビューイングに行ってきた。

 毎回とんでもない展開で楽しませてくれるアニメ作品なので、ライブもニコニコ明るく楽しめるかなーと想像して、初めてプリパラのライブに行ったんだけど、予想以上に楽しくて、そして予想外にすごく感動して泣きまくってしまった。

 

・これが2.5次元か 

 キャラを演じる声優がキャラの服を着て、キャラの歌を歌う、という作りで、当然ながらアニメのキャラがそのままでてくるわけではない。そもそも実在しない訳だし。

 しかし登場したキャストは(姿は当然違うにも関わらず!)まるでそれぞれのキャラそのものようで。脳が混乱。ショックが強くて最初の方は記憶があまり残っていない……。これが2.5次元か……! 

 

・プリティーでプリズムなパラダイス

 この作品で事あるごとに謳われているキャッチフレーズに「みーんなともだち、みーんなアイドル」というものがある。2-3年目の楽曲を総ざらいするようなセットリストでこのアニメが如何にこのフレーズに忠実であったかと胸を熱くした。

 プリチケが届いた女の子なら誰でも行くことができるプリパラという施設があり、そこでは誰もがアイドルになれる…という設定のこのアニメではメインキャラのほとんどがアイドルであり、この日登場した18人の声優が演じるキャラも皆そうだ。

 このアニメ、かなり突飛な個性を持つキャラが登場するアニメで、最初は「みーんなアイドル」というのも「小学生の主人公でもアイドル」「普段の姿とギャップがあってもアイドル」くらいの意味だったのが、今では天使キャラ、悪魔キャラ、元囲碁チャンピオン、わがままでも、男でも、子持ちでも教師でも、人間じゃなくても…山育ちでもサバンナ育ちでも「みーんなアイドル」といった具合だ。どんな個性でも、アイドルとして存在することを許される。それがプリパラだ。

 そして更に素晴らしいのはその個性溢れる面々が、徐々に「みーんなともだち」になっていった点だ。一部を除いてほとんどのキャラは知らない者同士として登場し、中には明確に敵として対立した者もいた。様々な紆余曲折を経て、お互いを認め合い、ともだちとなっていくのが作品展開の大きな柱であるが、しかも特筆すべきは、各々のキャラがその強烈な個性を失わないままお互いを尊重するともだちとなっていくのである。

 

 今回のライブは大人数でのキャストの熱演により、それぞれの強烈な個性と、皆を結ぶ絆を再確認できた、まさにプリパラ、プリティーでプリズムなパラダイスを体現したライブになっていたように思う。もうガァルルとか出てくるだけで泣いちゃうの。