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映画「KING OF PRISM PRIDE the HERO」感想(なるべくネタバレ無)

 映画「KING OF PRISM PRIDE the HERO」(通称:キンプラ)が公開されたので観に行ってきた。「KING OF PRISM」シリーズの後編にあたる今作は、前編である「KING OF PRISM by Pritty Rhythm」(通称:キンプリ)以上に、スピンオフ元であるTVシリーズ「プリティーリズム・レインボーライブ」を踏まえた内容となっていて、「KING OF PRISM」に興味がなかった方も「レインボーライブ」のファンであれば間違いなく観に行くべき作品となっている(私自身も「レインボーライブ」からの視聴組)。

 

 キンプラを観た後感じるのは、前編のキンプリは、初めての人にも優しいいわば入門編と言えるような作品になっていたと思う。「レインボーライブ」を踏まえた作品ではありつつも、基本的なあらすじは劇中でも説明され、新キャラを中心に展開。物語的にも今後の展開を予兆させるあたりまで、と大きくは動かず、いきなり映画を観に行っても楽しめるようになっていた。

 しかしキンプラはその点かなり趣が異なり、「レインボーライブ」(更にはプリティーリズム全体)要素を積極的に引用し、物語的にも継承されたものとなっており、TVシリーズ経験者であるかそうでないかで、かなり印象が違うのではないかと想像する。

 前編とは違い、未経験者に「とりあえず観て。観ればわかる」とはオススメしにくい作品にはなっている。

 そのかわり「レインボーライブ」視聴者には、間違い無くオススメできる。TVシリーズ最終クールを70分に凝縮したような作品だ。「レインボーライブ」は好きだけどキンプリはちょっと…っという人にもこの後編だけは観て欲しい。プリズムクイーンカップも熱かったが、プリズムキングカップも同じくらい熱いぞ。