2016年 私的音楽選10
2016年発売の楽曲の中から、印象に残った、よく聴いた音楽10曲ランキング。完全に好み+聴いている曲も偏ってるのであしからず。
10 こころだいすきここったま!/四葉こころ(本渡楓)&ラキたま(潘めぐみ)
(楽曲は動画の4:34頃から)
TVアニメ「かみさまみならい ヒミツのここたま」2代目ED。
子供向けアニメならではの親しみやすさ、可愛さを持ちつつ、楽曲的には、大きいお友達が思わず光る棒を振りたくなるようなアッパーチューンになっている。
間奏からのCメロ>落ちサビ>大サビの盛上がりは必聴。
9 二人セゾン/欅坂46
過ぎ去っていった季節、もしくはこれから過ぎてゆく季節の歌。
欅坂46というグループが持つ品の良さが、その憧憬を一層強くする。
アイドルもまた、過ぎ去っていく季節のひとつなのかもしれない。
8 LOVE&WIFE&PEACE♡/清 竜人25
一夫多妻制というギミックを持つアイドルグループ、清竜人25。
なんだか楽しそう、幸せそうで観てるとこちらまで楽しくなってしまう。
そんなグループを象徴する楽曲がこの曲だ。
ヒッピースタイルをモチーフにするあたり、もはや真剣なのか冗談なのかわからないが、きっと全て計算ずくなんだろうなと思う。
7 My Song is YOU!!/プラズマジカ
TVアニメ「SHOW BY ROCK!!#」ED。
たくさんのバンドが登場するこのアニメでは、それぞれの持ち曲があり、更に誰が作詞作曲者したか、という所まで設定されている。
この曲の作詞者はレトリー。普段口数も少なく、自分の気持ちを正直に言わない、言えないキャラクターだ。
そのレトリーが歌詞を通して、「君」への正直な好意を表現している、という点がすごくグッとくる。
6 文豪でGO!/上坂すみれ
同じ「ロシア」というキーワードを持つ上坂すみれさんとザ・プーチンズの楽曲との出会いは必然だったのかもしれぬ。
彼女の個性と楽曲が強力に作用し合う、彼女にしか歌えない一曲になっている。いいぞもっとやれ。
間奏のテルミンソロも必聴。
5 Rebelion Star/Trickstar
粒ぞろいの「あんさんぶるスターズ!」ユニットソングシリーズ中の一曲。
前向きで未来向きだけど、どこか切ない。
歌唱も演奏も歌詞も、立ち止まるなと急き立てる。まるで青春の時は限られているという事を知っているようだ。
友情努力勝利。男の子グループの魅力あふれる一曲だ。
4 広告の街/sora tob sakana
ポストロック+アイドル。
テクニカルなトラックに未成熟なボーカル。その結果は見ようによっては、いびつなもので、今にも壊れてしまいそうだ。
しかしその壊れやすさ、壊れ物感がsora tob sakanaの大きな魅力となっている。
刺さる人には抜群に刺さるグループ。まずは一度動画を観てほしい。
3 Sniper Rouge/Satellite Young & Mitch Murder
こんな楽曲が21世紀にあったのかという衝撃。
アイドル歌謡をベースにしたエレクトロミュージックユニット、サテライトヤングと、シンセウェーブの有名アーティストMitch Murderの合作。
90年前後の過剰にギラギラしたアイドルソングを愛好する私にとって、この曲とシンセウェーブというジャンルに出会えたのは2016年の素晴らしい収穫だった。
2 ドラマチックLOVE/一条シン&太刀花ユキノジョウ&香賀美タイガ&十王院カケル&鷹梁ミナト&西園寺レオ&涼野ユウ(CV.寺島惇太&斉藤壮馬&畠中 祐&八代 拓&五十嵐 雅&永塚琢馬&内田雄馬)
劇場アニメ「KING OF PRISM by PrettyRhythm」ED。
何もかも過剰だった本編に負けじと、楽曲もまた過剰にドラマチックだった。
特にストリングスパートは素晴らしく、ご飯が何杯でも食べられそうな出来だ。
1 lost AGE/Maison book girl
打ち込み、変拍子、アンニュイ。
そんな私の好きなもの満載のMaison book girl
2016年はそんな彼女達に出会った年だった。
その中で一曲選ぶならこのlost AGEだろう。
17拍子のイントロとAメロで頭がぐるぐるになった後の、サビの4拍子での解放感がたまらない。
・まとめ
2016年はMaison book girlを初めとして、アイドルソングを開拓した年だったので、見事にアイドルソングだらけになってしまった。
年々新しい曲を聴く量が減っている気がするので、このまとめをきっかけに新しい曲を積極的に聴くようにできるといいな。